格安SIMにしようと思ったものの、どの会社のどんなプランに入ろうかと迷うことがあるかもしれませんね。
最近、ますます格安SIM会社の種類が増えてきています。
「どこの会社にしようか迷いすぎて、なかなか乗り換えられない!」
という場合に備えて、今回は格安SIMの選び方について、いくつかのポイントをまとめてみたいと思います。
どのように使いたいのかを考えてみよう

「格安SIMにして、スマホにしよう!」
というところまではOKです。それで、そのスマホをどのように使って、どのくらい利用する予定なのかをおおよそ考えてみると、選ぶと良いプランが見えてきますよ。
例えば、すでに大手キャリアでスマホを利用しているなら、同じような感じで利用することになるでしょう。
そうすると、「月に何ギガのデータがあるプランにしたら良いか?」、「話し放題のオプションは必要か?」などもわかります。
初めてのスマホの場合、どのように使ったらよいか、想像してみましょう。
・ 外出先で、グーグルマップなどを見たり、情報を調べたりする
・ アプリで天気予報やニュースをチェックする
・ EメールやLINEアプリなどのメッセージのやり取りをする
・ 電話やSMSメッセージを送受信する
など、色々な場面で利用することになるでしょう。
※ 格安SIMのおすすめポイントについての記事
初めての人向けのプランで試してみる
どの格安SIM会社にも、初めての人向けのおすすめプランがあります。
月に3GBくらいの高速通信でもデータ量がつかえるようなプランが平均的です。
最近では、スマホでできることが増えてきているので、5-6GBくらいにする人も増えてきているかもしれません。
まずは、おすすめのコースで初めてみて、データ量が足りなくなってきたら、同じSIM会社のなかでプラン変更(無料)をして、自分に合ったプランに調整していくこともできますよ。
また、楽天モバイルでは、使ったデータ量に応じて段階的に料金が上がる設定になっているので、プランを選ぶ必要がなくてわかりやすいです。
(関連:楽天モバイルUN-LIMITED Ⅵの料金プランと特徴)
有名な大手格安SIMの会社にしてみる

どこの格安SIMにしようか迷ったら、比較的歴史の長い大手格安SIM会社や、契約者数の多い格安SIM会社を選ぶという方法もあります。
【業界大手の格安SIMの例】
IIJ mio
楽天モバイル
mineo
などです。利用者の多いところは、サービスも比較的安定しています。
また、固定インターネットのプロバイダとそろえると、月額基本料金が割引になる場合があるので、固定インターネットの会社とそろえることもできます。
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金額の安さで選ぶ
大手かどうかはどちらでも良くて、通信料を安く抑えることができればそれでOKという条件もあるかもしれませんね。
料金の安さは、激しい競争があるため、似たり寄ったりしています。
また、どの価格帯(データ量)かによってもお得度が違ってきます。
ほとんど使わない人、たくさん使う人、それぞれに合った通信会社やプランを探しましょう。
通話オプションで選ぶ

格安SIMの多くは、10分かけ放題などの通話オプションを設けています。
通話オプションの中でも、オリジナリティのあるプランを出しているところがあります。
OCNモバイルONEでは、トップ3かけ放題という種類もあります。10分以上の通話であっても、その月のなかで通話時間の長かった電話番号の上位3種類の通話料が、無料になる(オプション基本料金に含まれる)というサービスです。
(関連して、「OCNでんわートップ3かけ放題オプションが新しい!!」の記事もどうぞ。)
家族や恋人などの特定の人と長く話す予定のある人におすすめのオプションです。
また、BIGLOBEでは、10分かけ放題の他に、60分までの通話や90分までの通話オプションも選べます。
(関連して、「BIGLOBEは「通話パック90」と「10分かけ放題」を2018年4/2より開始!」の記事もどうぞ。)
電話も良く使う人には、通話オプションを選ぶポイントにもできますね。
速度切り替え機能(節約スイッチ)

データ通信には、メールの受信や、バックグラウンドでのアプリの通信など、データ容量を使う要素が色々とあります。
高速データ通信を何ギガに設定するかで、通信プランを選ぶので、高速通信でなくても構わない待ち受け時などに、低速通信にしてデータ量を節約できる機能がある格安SIMがあります。
IIJmio
mineo
などです。
専用アプリで、今月データをどのくらい使っているかを確認できるのも便利がいいですよ。
バースト機能
低速通信時でも、はじめの読み込みだけ少し高速になる機能です。
インターネットのページを開く際に、通常の低速だけだとめちゃくちゃ遅いですが、最初の読み込みが少し早くなるだけで、かなり使いやすくなります。
IIJmioなどである機能です。
iPhoneが使える
SIMフリー、もしくはロックが解除されていれば、docomo回線のSIMカードでほとんどのiPhoneが使えます。
今まで使っていたiPhoneを使う場合、docomoやソフトバンク、au、楽天モバイルのどの回線で使えるのか確認しておきましょう。
最近では、au回線やソフトバンク回線を選べる格安SIMが増えています。
今後、SIMロックが廃止されていく方向にあります。
iPhoneを分割払いで購入できる
新しくiPhoneを購入する場合、Apple storeでSIMフリーの機種を購入することもできますし、格安SIMの契約と同時にiPhoneを購入することもできます。
一括払いや分割払いが選べたり、分割払いにするときに、一定の通信料割引サービスをしているところもあります。
格安SIM会社で一緒に購入する方が、使い勝手が良いこともありますよ。
ただし、au回線もしくはソフトバンク回線に限定されることもあります。すぐに乗り換えるのでなければ、docomo回線にこだわらなくても良いかもしれませんね。
docomo、au、ソフトバンクの回線で選ぶ
現在持っているスマホ機種が、特定の回線専用のものであったりすると、以前の同じ通信回線の格安SIMにするという選択肢もあります。
SIMロック解除の方法や、特定の機種に対応できる回線などは、通信会社などのホームページで調べると良いでしょう。今後はSIMロック原則禁止になっていくと思われます。
以前は、docomo回線が多かったですが、auやソフトバンク回線の格安SIMを扱っている会社も増えてきています。また、楽天回線という新たな選択肢も増えました。
※ 回線で選ぶ格安SIM
コミコミプランで選ぶ
10分かけ放題や、インターネットの高速通信などがセットになって含まれているプランがあります。
10分かけ放題が含まれているので、実際に利用すると、10分以内の通話がほとんどであれば、ほぼ毎月基本料金で支払いが収まることが多くなります。
もともと、かけ放題オプションをつける予定であれば、こういったコミコミプランにするという方法もありますよ。
まとめ
格安SIM選びのポイントはそれぞれですが、使い方によってオススメの会社やプランが違ってくることもあります。
どのような使い方をして、例えば、「通話が多い」のか、「通話アプリを使ったり」、「インターネットを利用することが多い」とか、「音楽や動画をたくさん観たい」といった希望があるなら、最適なプランをみつけやすくなります。
あまりたく使わなかったり、標準的な使い方であれば、会社のイメージや知名度などで選んでしまうこともできます。
ライトユーザーの使い方であれば、各社の格安SIMで、値段やサービスに大きな違いは少ないように思います。
オプションなどは、各社で特徴的なものもあるので、気に入ったオプションがある会社を選ぶこともできますよ。
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