2019年の10月は、格安SIM業界で料金改正が続々と行なわれました。
主な理由は、電気通信事業法第27条の3等の法令改正があったことです。
同じタイミングで消費税が10%になっていますが、10月1日より料金プランそのものが大幅に変わったところもあれば、基本的なプランは変わらないところもあります。
法令改正に伴って、最低利用期限や契約解除料がなし、あるいは1,000円程度まで下がったりしているところもあります。
結果的に、消費税が上がったものの、以前よりも好条件になったところもあります。
料金の改正があったので、申し込む前にもう一度よく各社の公式ページ等にて確認するようにしていただければと思います。
今回は、2019年10月1日以降にMVNO(格安SIM)各社が発表した料金改正の特徴についてまとめてみたいと思います。
楽天モバイルの場合
これまであった、2年、3年契約がなくなり、最低利用期限や契約解除料がなくなりました。
また、スーパーホーダイプランは、新規受付を終了し、新しい楽天モバイルのUN-LIMIT Ⅵに統一されています。(2021年6月1日確認時点)
(関連:楽天モバイルUN-LIMITED Ⅵの料金プランと特徴)
【詳細や最新情報は公式ページで】
公式ページ: 楽天モバイル エントリーとお申込で、ご契約中楽天市場でのポイントが、ずーっと2倍!

OCNモバイルONEの場合
これまであった、1日ごとにデータ量が決まっているプランがなくなり、すべて一月あたりのデータ量で計算するプランになりました。
そして、新たに、1GB/月で、700円(税込770円)という低価格の音声対応プランが登場しています。
最低利用期間や解約違約金なしになっています。
(2021年4月1日より「新コース」が登場しました。)
【詳細や最新情報は公式ページへ】

BIGLOBEの場合
基本的なSIMカードのプランは同じですが、契約解除料に変更があります。
契約解除料がかかるのは、音声通話SIMのみで、SIM1枚ごとにかかります。音声SIMの最低利用期間は、サービス開始月の翌月が1ヶ月目として12ヶ月目までとなり、期間内に解約するときに契約解除料がかかります。
2019年10月1日以降にサービスを開始した人は、契約解除料1,000円。
音声SIMの13ヶ月目以降であれば、契約解除料はかからなくなります。
また、キャンペーンの割引等も変更になっています。
LINEモバイルの場合
LINEモバイルでは新規申込を終了しています。
LINEのトークや音声通話、ビデオ通話がデータフリーになるLINEMO(ラインモ)がサービスを開始しました。
LINEMO(ラインモ)では、最低利用期間はありません。契約解除料は0円です。
(関連:LINEMO(ラインモ)の各手数料)
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