スマートフォンや格安SIMと合わせてよく聞かれるようになったのが、MVNO(エムブイエヌオー)ですね。
MVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略のことです。他社の無線通信インフラ(携帯電話やスマートフォンに電波を送るための基盤となる設備)を借り受けてサービスを提供する事業者のことをMVNOと呼びます。
MVNOだと何がちがうの?

これまでは、無線通信のインフラを整備することが大変で、限られた数社のみしか通信事業ができませんでした。
ところが、MVNOが登場し、自社のインフラを持たない会社も、他社の無線通信インフラだけを借り受けることができるようになったので、MVNO各社は付加価値をつけたサービスを提供することができるようになっています。
選べるサービスの種類も増え、利用者は、自分に合ったサービスを選べるようになっています。
また、これまでよりも安い料金でスマートフォンを利用できるプランが登場しました。
※ MVNOのサービスについての記事
大手キャリアは何て言うの?
大手キャリアと言われる4社(ドコモ、ソフトバンク、au、楽天)のことはMNO(エムエヌオー)と言います。楽天モバイルは、2019年4月より、キャリア通信サービスを開始しています。
似たようなアルファベットですが、V(Virtual 仮想)という1文字があるかないかの違いがあります。
MNOとは、Mobile Network Operator(移動体通信事業社)の略のことです。
このMNOが、MVNOへ通信帯域を貸し出しています。
MVNOは、3種類の回線から選べる

最近では、ドコモ回線だけでなく、auやソフトバンク回線のMVNO(格安SIM)も増えてきました。
同じ通信会社でも、2回線、3回線の中から選べることもあります。大手キャリア(MNO)から移動してこれまでと同じスマホ機種を使う予定の場合、同じ回線の系列で探すという方法にもできますね。
【補足】楽天モバイルは格安SIMからキャリア通信事業を開始するようになり、新しく申し込む場合には、格安SIM事業ではなく、キャリアとして楽天モバイルから申し込むようになっています。
※ 選べる回線の記事
まとめ
MVNOは増えてきているので、サービス内容やプランをよく確認してから申し込むようにしたいですね!
MNO(大手キャリア)も料金の見直しをしていますが、MVNOのほうが通信費は節約になることの方が多いでしょう。
※ MNOについての記事
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